通常これまでに恋愛経験の一つや二つあるのが普通ですが、あなたにはありません。
その理由はなんだと思いますか？

・精神年齢が低い
・女としての自覚がない
・親と精神的な距離感が近すぎる
・貞操観念が強すぎる
・性嫌悪がある(恋愛に抵抗がある)
・よっぽど容姿に支障がある
・他人とコミュニケーションできない
など、必ず改善しなくてはいけないものがあります。

家庭が温かすぎる、実家に住んでいる、社会に出ていない、職場が実家であるなど、自立心を失う環境にいませんか？親離れましょう。きちんと社会に出て実家を出ましょう。

自身の貞操観念が強すぎる、または性嫌悪があると感じている人は、こちらのテキストを読んで自分を変えてください。

性嫌悪を直す思考術

容姿に支障があるならば、整形手術を考えてもいいと思います。

注意：もう甘えや言い訳は捨てましょう。すでに異常です。世間からズレています。絶対に変わりましょう。

あなたは婚期を逃しています。すでに結婚相手としての魅力を大きく失っています。まずはこの事実を受け入れましょう。「自分だけは違う」と思いたい気持ちもわかりますが、男性からすればその他大勢いる「結婚・恋愛対象になる女性たち」の中の「30〜33歳のあなた」です。あなたが自分にしている特別視をまわりはあなたにしていません。あなたの中でまだ何も始まっていなくとも、まわりから見ればもう終わりゆく女です。男性からの反応がこの先どんどん変わっていきます。年齢がネックになる場面を通じ「やっぱり男は若い子がいいんだ」と実感することになります。これを挽回するには、美意識、色気、賢さ、素直さ、柔軟性、すべてのことにおいて、「若い子以上に優れていること・出来ていること」を当たり前にしようという気概を持ってください。「若い子と同じくらい」ではだめです。若い子と同じくらいなら若い子の方がいいからです。1日1日に命をかけてください。本気になってください。あなたの魅力を最大化しましょう。

①環境・意識の整え方

まずは今の自分の値打ちを再認識し、下方修正してください。あなたを年齢で見ると結婚相手としての魅力は50以下、付き合い始める相手としての魅力は40以下です。これはただ自分を卑下することではありません。一度自分のポテンシャルの低さや、若い子と比べた時の欠点や不利さを受け入れ飲み込むことで、「いつまでも自分だけはまだこれからだと思っている痛い勘違いおばさん」になることからあなたを守り、謙虚さと周囲への感謝を持てる「年相応で身の程をわきまえた素敵な大人の女性」の下地を作ることなります。これによっていつまでも寝ぼけた高望みに耽けるタイムロスを防ぎ、着実にあなたに合ったいい人との出会いを望み、喜べるようになります。

自己ブランディングや引き寄せの法則などの観点から言えば、「自分だけは自分のことを最高だと思ってないといけない」「自信を持たなきゃ始まらない」「自分はいい女だと思い込んでオーラを出す」ことが正しいものだと思われがちですが、それは間違っています。まずは一度、自意識にまつわるすべての膿を出し切り、婚期を逃した自分、普通の恋愛も出来ていない自分の価値は限りなく底辺に近いのだと認めることで、まったく新しい自分へ生まれ変わることができるのです。

例えば魅力度30のあなたが幸運にも魅力度60の男性からデートに誘われたとしても、「自分の魅力は90だ」と思い込んでいた場合、自分に見合わない相手の男性に本気で不満を感じ、そのチャンスを自ら捨ててしまいさえするのです。(わかりやすく数値化しますが、人に点数などありません。)

理想を下げるのは難しいですが、普通の男性にとってあなた自身がすでに理想的な存在ではないという事実を知れば、自分だけ都合の良い願望を持ち続けることがいかに図々しく無理な要求をしているかがわかると思います。

あなたはもちろん素晴らしい人です。しかし婚活界にのみおいて言えば、圧倒的有利な「若さ」はもうありません。これはしっかり自認しましょう。

次に人生設計をしてみましょう。
一般的に出産のタイムリミットは35歳だと言われています。将来、子供は何人欲しいですか？
「3つ違いくらいで2人欲しい」など具体的にイメージしてみましょう。

「35歳までには産み終えていること」から逆算して、何歳で産むのが理想なのか、また「結婚してから1年くらいは夫婦2人で過ごす時間が欲しい」など自分の希望も考慮して、何歳で結婚するのが理想なのか、それにはどれくらいの交際期間が必要で、何歳で付き合い始めるのが理想なのかを考えてみましょう。

（例）
「2つ違いの子供が2人欲しい。
1年以上は付き合ってから結婚したい。」

35歳　2人目出産
33歳　1人目出産
32歳　結婚(交際2年目)
31歳　交際1年目
30歳　交際開始

どうですか？

本当にもう時間がありません。しかし、ここでむやみに焦り、不安を振り払うように合コンや出会いの場に行きだしたところでいい出会いはありません。今まで普通の恋愛すらままならなかったあなたが、がむしゃらに行動量を増やしたところでいい男と出会うわけがないのです。ろくでもない男に冷やかされるか、まったく相手にされないかのどちらかしかありません。

(※女性の中には「今まで彼氏すら出来なかったのは本気で探してなかっただけ、本気で探せば出来るはず」と思う方も多いと思いますが、それは違います。「あなたに魅力がなかったから今まで彼氏ができたこともない」そして「結果30歳以上という若さのなさにますます魅力がなくなっている」という負の連鎖に陥っているのが今のあなたの実情です。)

急がば回れの精神で、婚活のセンターピン「あなたに魅力があればすべてが解決する」に向かって全力を注いでください。
「時間の賢い使い方」にまつわる偉人の名言で次のようなものがあります。

もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう。

第16代アメリカ合衆国大統領リンカーン

切れ味の鈍い錆びついた斧をただ力任せに振り乱しても大木は切り倒せません。それどころかますます切れ味は悪くなり、すっかり自信を無くしてくたびれるだけです。まずは徹底的に自分を磨いてください。すべての無駄な時間を捨て、すべての自分を甘やかす存在を捨て、自分磨きに集中してください。

あなたが捨てるべきものは、「魅力の向上にならない怠惰な時間」「現実逃避の趣味の時間」「独身仲間との傷の舐め合い」「自分を正当化する言い訳」「いつまでもあなたを子供扱いする親」「実家での生活」などです。

完全孤立した一人暮らしの生活の中で、誰の目も気にせずに自分自身とよく向き合い、女を磨くことを第一とした環境・意識作りをしてください。

②自分の磨き方

まずは見た目がすべてです。
男は見た目のいい人に興味を持ちます。見た目とは顔、髪、服の3つです。
メイク、ヘアスタイル、ファッションを極めて「若々しく色気のある大人の女性」になってください。

30代ともなれば、良くも悪くも落ち着いてしまうものです。10代や20代の頃の「勢い」や「華やかさへの憧れ」「着飾ることへの探究心や情熱」がすっかり落ち着いてしまいます。めんどくさいと思わず、もう一度自分を一番美しく見せることを楽しみ、のめり込んでください。

このときめきがないと一気に老けます。より自分に合ったメイクやヘアアレンジを手早く完璧にこなす大人の女性を目指すのか、「もうそんな歳じゃない」と言い訳して手抜きが常態化したおばさんになるのか、これはあなたの意識次第です。

〈具体例〉
・雑誌やyoutubeのメイク動画などを見て自分に合うメイクを研究する。
・インスタやファッション誌などでモデルの髪型やファッションをチェックする。
・都会の美容室や流行りのサロンに行ってみる。
・ちょっと高めのデパートコスメを買ってみる。
・普段は選ばないようなセクシーな下着を買ってみる。
・男子目線を理解する。
・必要ならばダイエットする。

顔には好みがありますから、美人・不美人はあまり関係ありません。
男には「美人だとは思うけど好きじゃない顔」「美人だとは思わないけど好きな顔」があります。しかし「垢抜けていること、綺麗にしていること、清潔にしていること」は絶対です。これはあなたの美意識と努力次第でいくらでも向上します。その向上心に男は女性の「女らしさ」を感じるのです。

エイジングケア(加齢に伴う対策)もきちんとしましょう。加齢と共に特に変化が見てとれるのは口元です。これは自分では気付きにくく周囲からも指摘されにくい部分なので、歯医者さんに行ってみることをおすすめします。

〈具体例〉
・歯科検診を受け、歯の健康状態や見た目の良し悪しを知る。
・ホワイトニングや自費診療など口元が美しく見えるようにする。

次に女子力です。
これはきちんと一人暮らしが出来ていれば大丈夫です。自炊、掃除、整理整頓など、当たり前の事をこなしていれば問題ありません。男は女性の暮らしを見て人間性を見ます。生活にはダイレクトに本人の意識が反映されるからです。「ズボラ」や「ガサツ」は嫌われます。逆に感心してしまう所や尊敬できる部分があるとあっさりあなたに惚れてしまいます。結婚後の暮らしをイメージして頼りになると思うからです。

〈具体例〉
・職場にお弁当を作って持って行っている
・部屋が綺麗でセンスもいい
・料理が上手
・きちんと丁寧な生活をしている
・節約や生活の知恵が効いている

③彼氏との付き合い方

恋愛で人は成長します。好きな人のために相手を思いやる気持ちがあなたに色々なことを学ばせてくれます。存在に感謝し、存分に恋愛を楽しみながら、不満があるならきちんと伝え、問題を解決していってください。

同棲する人も多いでしょう。ここでのオススメなのは、自分たちが個人で持っているそれぞれの財布とは別に「2人で使う財布」を１つ作り、毎月彼氏〇万:彼女△万と金額を決めて出し合い、そこから生活費や2人で使うお金を出すことです。この「2人の財布」があることで日常のお会計もスムーズにでき、毎月決まった金額を入れて管理することでわかりやすく生活費を分担できます。また、その財布の予算内でやりくりすることで一体感を持って楽しく節制できたりします。

経済的に協力していく意識や、支え合う意思を持つことは非常に大切です。これができる女性に男性は夫婦のような絆を感じます。いくら男性側にお金があったとしても、奢って当たり前、奢られて当たり前の関係の中には、一緒に支え合っていく夫婦としての関係性が見いだせず、まるでお金のかかるペットを飼っているかのように、「自分が潰れたとき、この関係は成立しないだろう」と思うようになります。それが負担になってきたり、あなたのことが可愛いと思えなくなった瞬間に、一緒にいる意味もないと感じてしまうのです。しかし、お金払いのいい女性や、経済面でも協力的な女性には、その姿勢に夫婦としての頼もしさを感じるのです。

避妊はしっかりしましょう。望まない妊娠によって決意不十分の成り行き結婚、もしくはシングルマザーとして出産することになると、その後の人生は不安定になりやすいです。シングルマザーになるのはあなたの望みではないはずです。生理痛やPMS(月経前症候群)がひどい人は低用量ピルを服用することもおすすめです。避妊方法は彼氏とよく相談しましょう。

良い人なら振られないような努力を、ダメな人ならきっぱり別れて②自分を磨くステップに戻りましょう。

　注意すること

小賢しい恋愛テクニックや余計なプライドは捨ててください。
・追えば逃げると思って素直に追えない
・自分から連絡するのが悔しくて待っている
・いつだって会えるくせに忙しいフリをしたり自分のペースを守ろうとする
・相手のことが好きで夢中なのに「私は別に普通だけどあなたの方が私に夢中」の構図を作って相手より優位に立ちたがる(マウントをとる)
など、その歳でそれをやっていたら何がしたいのかわからない痛い女になってしまいます。男からすれば「なんかいちいちひっかかる感じがしてスムーズじゃないな。そんなに自分に夢中でもないなら別にいいや」とあなたの気持ちの本気度さえわからず、去っていくだけです。
かっこ悪くとも全力で相手の事を愛し、振り回されようがお構いなしに全力で振り回される。その甲斐甲斐しさに男は胸を打ち、あなたを幸せにしようと思うのです。
すでに年齢というウィークポイントがあるのだから、これ以上余計なことはしないでください。

真剣な恋愛をして、相手に正直に、真面目に向き合ってください。
その先にあなたの幸せはあります。絶対に幸せになってください。